頭痛外来とは?
頭痛でお悩みの方のための外来診察です。
一言で『頭痛』といっても、大きく3つにのグループに分けると下記のようになります。
■日常的な頭痛
アイスクリームを食べた時やお酒を飲んだ時におこるあまり心配のいらない頭痛
■脳や全身の病気が原因の頭痛
脳腫瘍やクモ膜下出血など、脳の病気による頭痛
■慢性頭痛
一般的に頭痛もちと呼ばれる症状です。
・片頭痛(月に1~2回繰り返しおこる)、緊張型頭痛(毎日起こる持続性の頭痛)
・群発型頭痛(1~2時間続く激しい頭痛が1~2ヶ月の間群発的に起こる頭痛)
などの種類があります。
★頭痛は同じ治療法でも種類によっては逆効果になる場合があります。
頭痛外来では頭痛でお悩みの患者様がどのグループなのか、どの種類なのかを的確に診断し、頭痛の種類に応じた適切な治療を行います。
頭痛外来を受診するには
『頭痛外来』は谷本院長(脳神経外科)の診察時間帯でしたら、いつでも受診可能です。
■診療担当医表はこちら>>
受診にあたって、事前に記入した問診票をお持ちいただくと受付がスムーズに進みます。ご協力のほどよろしくお願いいたします。
■頭痛外来用問診票はこちら>>
どんな診察・検査を行うのですか?
①担当医が患者様の痛みの『部位』『程度』『頻度』『種類』などをお聞きいたします。
②CTやレントゲンによる画像検査 ≪頭の中の病変の有無やストレートネックなど、頸椎の病変を調べます≫
※その他、患者様の病状等に応じて血液検査や脳波検査などを行う場合がございます。
どんな治療を行うのですか?
治療は、原因や症状によって異なります。
慢性頭痛の場合は、頭痛を誘発させる原因となっている問題を具体的に把握し、生活指導を行います。
日常生活の改善でなかなか頭痛が治らない場合、頭痛の程度や種類に応じて、血管の拡張を抑制するお薬や、筋弛緩薬・抗不安薬・循環改善薬などの内服薬で痛みの軽減を行います。
又、脳腫瘍やクモ膜下出血等が原因の頭痛の場合は、手術が必要になる事もございます。
当院では、片頭痛発作の発症を抑える注射薬『エムガルティ』もしくは『アイモビーグ』を使った予防治療もしております。
お知らせ欄に詳しくご案内しておりますので、お気軽にご相談下さい。
頭痛は治療法を誤ると逆効果になる場合がございますので、
専門医による適切な診断と治療を受けることが大切です。
頭痛外来担当 : 院長 谷本道則